やけのはら

DJや作曲、ラップ、執筆業など、多様なフィールドを独自の嗅覚で渡り歩く。
FUJI ROCK FESTIVALなどのビッグ・フェスティバルから、アンダーグラウンド・パーティまで、日本中の多数のパーティに出演。THE BLUE HEARTS、山下達郎、YUKIといったポップ・アーティスト、ロック・バンド、ダンス・ミュージックなど、100を超える幅広い作品にリミックスなどで参加。
2009年に七尾旅人×やけのはら名義で「Rollin’ Rollin’」をリリース。2010年、ラップ・アルバム「THIS NIGHT IS STILL YOUNG」を、2013年には、セカンド・アルバム「SUNNY NEW LIFE」をリリース。最後の手段が製作した、楽曲「RELAXIN’」のMVが、第17回文化庁メディア芸術祭で新人賞を受賞。
DJとしては、ハウスやテクノ、ディスコを中心としたロング・セット、またTPOに応じた幅広い選曲を得意とし、〈Stones Throw〉15周年記念のオフィシャルミックス「Stones Throw 15 mixed by やけのはら」など、数多くのミックスを手がけている。
アンビエント・ユニットUNKNOWN MEのメンバーとしても活動。2017年には、亜熱帯をテーマにした作品「subtropics」が、英国FACT Magazineの注目作に選ばれ、アンビエント・リバイバルのキー・パーソン、Gigi Masinの来日公演や、電子音楽×デジタルアートの世界的な祭典、MUTEKにも出演している。2021年4月、4作目となる待望のファーストLP 「BISHINTAI」を、米ロサンゼルスの老舗インディー・レーベル〈Not Not Fun〉からリリース。
TARO NOHARA名義では、2022年4月、ドイツ〈GROWING BIN〉からニューエイジ・テクノのアルバムを、9月にはスイスの〈WRWTFWW〉からアンビエントのアルバムをリリース。2023年には、自動音楽構築システム、AISOのためのアルバム「PARADISE LOST」を制作。
雑誌『POPEYE』でのコラム連載など、文筆業も行い、2018年10月に初の著作『文化水流探訪記』を青土社から刊行。