ディープハウスシーンのリヴィングレジェンドとして、現在も尚The Loft/Paradise Garageのフィーリングや伝統を継承できる数少ないDJの一人、VICTOR ROSADO。
1964年NYに生まれ、祖母や兄弟の影響により様々な音楽を聴いて幼少期を育ち、Walter Gibbons (R.I.P), Larry Levan(R.I.P)と言ったNYの伝説的なDJの影響を受け、
13歳にして早くもDJとしてのキャリアをスタートさせる。1980年には友人であったDJ Kenny Carpenterの紹介で、NYアンダーグラウンド・ダンスクラブの草分け、The Loftの主宰者 David Mancusoに出逢う。
このThe Loftに毎週通ううちに、デコレーションやフード、ライティングを任されるようになり、次第にその音楽的センスを開花させて行く中で、Davidから絶大な信頼を置かれる存在となり、The LoftでもゲストDJとして幾度と無くプレイしている。また、Larry Levan に認められた数少ない DJ でもあり、Larryの熱いラヴコールを受けて1987年、Paradise Garage最後のレジデントDJとなる。
その他にもHOUSE NATION (NY)、TRACKS (NY)、STUDIO54 (NY)、RED ZONE (NY)、THE CHOICE (NY)、ZANZIBAR (NJ)、MINISTRY OF SOUND (UK) 他、国内では PICASSO、NEXT、YELLOW、札幌 THE WALLを初め、GOLD、ENDMAX等でもプレイし、国内のディープハウス/ガラージシーンに多大な影響を与え続けてきた。
’00年代にはニューヨークからフロリダに拠点を移し、DJと平行して制作面にも力を入れており、自身のレーベル〈East End Music〉より、原曲の魅力を知り尽くしている彼ならではのエポックメイキングなLoft/Garage Classicsのリミックスを放っている。
近年は、その豊富な経験と最高の環境下で培った楽曲に対する知識とテクニックを毎週日曜日、Twitchでのライヴミックスショウで惜しみなく披露している。