JEFF BROWN

ブルックリンのベッドフォード=スタイベサントで生まれ育ったDJ Jeff Brownは、1980年代後半に音楽の道を歩み始めた。ナイトライフ界の名士Serge Beckerの指導を受け、ニューヨークのダウンタウン・カルチャーに触れたことが、彼の折衷的なスタイルに大きな影響を与える。ソウル/ジャズ/ファンク/ヒップホップ/ハウス/ガラージといったジャンルを自在にブレンドするそのプレイは瞬く間に注目を集め、The Palladium、Canal Bar、Buddha Bar、Lot 61、W Hotelなど、名だたるクラブで人気DJとして活躍した。
1980年代後半には活動の場を広げ、2年間東京に拠点を移す。そこでUFO、S-KEN、Monday Michiru、Mondo Grosso、そしてThe Headhuntersの「God Make Me Funky」で知られるPaul Jacksonら、日本の主要DJやプロデューサーたちと共演し、音楽的な引き出しをさらに深めた。帰国後はプロデューサーとしても活動を展開し、Smif-N-WessunのTek & Steele、Todd Terry’s House of Gypsies、J-Live、Dutchmin、Monday Michiruらとコラボレーションを行った。
近年ではニューヨークのLa Esquinaでミュージックキュレーター兼レジデントDJを務め、会場のサウンドと雰囲気の方向性を築き上げた。現在はその役職を離れているが、彼の影響は今もなお店の音楽的アイデンティティに色濃く残っている。
Jeff Brownは今も変わらず、ソウルフルでジャンルを横断するセットを通して、音楽への情熱を体現し続けている。